※この記事にはAmazonアソシエイト等の広告リンクを含む予定です。商品についての感想は、筆者が実際に使用した経験に基づいています。
「勉強しよう」と机に向かったのに、気づいたらスマホを触っていた。
僕も何度もあります。
時間を確認するだけのつもりだったのに通知が目に入る。タイマーを止めるつもりだったのに、そのまま別のアプリを開く。数分のつもりが、いつの間にか勉強から離れている。
そこで僕が受験生の頃から続けているのが、勉強する時間を区切ることと、時間管理をできるだけスマホから切り離すことです。
現在は医学部6年生ですが、受験生の頃から約8年間、同じ学習タイマーを使っています。
この記事では、タイマーそのものをおすすめする前に、僕が普段どのように勉強時間を区切っているか、そして「時間を区切るだけ」で終わらせず、何をすると勉強の質を上げやすいのかをまとめます。
まず大事なのは「長時間やること」より、やる内容を決めること
タイマーを使えば成績が上がるわけではありません。
30分机に座っていても、教科書を眺めているだけなら、その30分がそのまま学習効果になるわけではありません。
勉強するときに僕が意識したいのは、時間より先に**「この時間で何をするか」**を決めることです。
たとえば25分なら、
- 問題を10問解く
- 覚えた内容を何も見ずに説明してみる
- 過去問を制限時間つきで解く
- 間違えた問題だけ解き直す
というように、具体的なタスクにします。
特に「覚えた内容を思い出す」練習は、ただ読み直すより長期的な保持に有利であることが知られています。いわゆるretrieval practice(想起練習)です。
なので、25分勉強するとしても「25分間教科書を読む」より、途中で本を閉じて、自分がどこまで説明できるか試す時間を入れる方が実用的だと考えています。
僕は25分+5分をよく使う。ただし「25分が最強」ではない
医学部に入ってからは、25分勉強+5分休憩の形で区切ることが増えました。
いわゆるポモドーロ形式です。
ただし、25分という数字自体に特別な力があるとは考えていません。
最近の大学生を対象にした研究でも、Pomodoro、Flowtime、自分で休憩を決める方法の間で、生産性や課題完了量に明確な優劣は示されていません。
つまり、25分+5分は「集中を始めるためのきっかけ」「長時間だらだら続けないための区切り」として使うのがよいと思っています。
僕の場合は、
- まず25分だけやる
- 5分休む
- もう一度25分だけやる
と考えると、数時間勉強しようとするより着手しやすいです。
一方で、問題演習に乗っていて30分、40分と集中できるなら、タイマーが鳴った瞬間に必ずやめる必要もありません。
タイマーは勉強を支配するものではなく、勉強を始めたり戻ったりするための補助道具くらいがちょうどいいと思います。
「何分勉強するか」と同じくらい、「いつ復習するか」も大事
1回の勉強時間を工夫しても、その内容を一度しか触らなければ忘れていきます。
長期記憶という意味では、1日にまとめて何度も見るより、間隔を空けて再び学習するspacing(分散学習)が有効であることが多くの研究で示されています。
なので僕なら、タイマーを使うときも、
- 今日:新しい範囲を学ぶ
- 翌日:問題を解いて思い出す
- 数日後:間違えた部分を再確認
というように、時間管理と復習タイミングを別々に考えます。
「25分集中できたから勉強終了」ではなく、短い学習を何度か再登場させることの方が、試験対策では大事です。
スマホで時間を測らない理由
タイマー機能だけならスマホで十分です。
それでも僕が物理タイマーを使っている一番大きな理由は、勉強中にスマホを触る理由を1つ減らしたいからです。
僕の場合、時間を見るためにスマホを開くと、そのまま通知や別のアプリに意識が向くことがあります。
スマホが近くにあるだけで一部の認知課題の成績が低下したと報告した実験研究もあります。ただし、これは「スマホが近くにある人は全員勉強できなくなる」という意味ではありません。
僕にとって重要なのは研究結果そのものより、実際に自分がスマホを開いたところから脱線しやすいと分かっていることです。
だから、
- スマホは鞄や少し離れた場所へ
- 時間管理は別のタイマー
という形にしています。
スマホを机に置いていても全く気にならない人なら、この工夫は必要ありません。
そこで8年間使っているのがdretec T-584
僕が受験生の頃から使っているのが、dretec 学習タイマー T-584です。
高校生の頃は過去問を本番と同じ制限時間で解くために使い、医学部に入ってからは25分+5分の区切りにも使ってきました。
同じ個体を約8年間使っていて、今では汚れが溜まり本体の一部が変色しています。



メーカー公式では、
- カウントアップ・カウントダウン
- リピート機能
- キーロック
- アラーム音/消音の切り替え
- 最大199時間59分59秒までの設定
に対応しています。
僕が特に便利だと感じるのは、消音にできることです。
自習室ではアラーム音を鳴らしたくないので、音を出さずに時間を区切れるのは使いやすいです。
そして何より、タイマー以外の機能がありません。
通知もSNSもニュースもない。
僕にとっては、その「何もできなさ」がむしろ利点です。
このタイマーが必要な人・いらない人
なくてもいい人
- スマホを開いても脱線しない
- 勉強時間をアプリで自動記録したい
- 持ち物を増やしたくない
- 残り時間をグラフなどで視覚的に見たい
この場合はスマホのタイマーで十分です。
相性が良いと思う人
- 時間を見るためにスマホを開いて、そのまま脱線しがち
- 勉強専用のタイマーが欲しい
- 自習室で音を出さずに使いたい
- 過去問を制限時間つきで解きたい
- シンプルなものを長く使いたい
僕は完全にこちら側でした。
僕が実際にやっている使い方
勉強するときは、次のような形が多いです。
- その25分でやるタスクを1つ決める
- スマホはできるだけ触らない場所に置く
- タイマーを25分に設定する
- 読むだけでなく、問題演習や想起を入れる
- 5分休む
- 次の25分へ
- 数日後に同じ内容をもう一度思い出す
この中で、タイマーが担当しているのは③と⑤くらいです。
成績につながる中心部分は、何を学ぶか、どう思い出すか、いつ復習するかです。
タイマーはそれを続けやすくする補助役です。
まとめ:道具より「脱線しにくい仕組み」を作る
勉強に集中できないとき、すぐ新しい道具を買う必要はありません。
まず、
- 今日やることを具体化する
- 短い時間から始める
- 読み直すだけでなく思い出す
- 日を空けて復習する
- 自分が脱線するきっかけを減らす
というところから試すのがおすすめです。
その上で、もし「スマホで時間を確認すること自体が脱線の入口になっている」なら、物理タイマーを使うという選択肢があります。
僕はそのためにdretec T-584を約8年間使い続けています。
タイマーを買えば勉強ができるようになるわけではありません。
でも、自分に合った勉強の仕組みを作る中で、余計な誘惑を1つ減らしてくれる道具にはなっています。
[Amazonリンク:dretec T-584(アソシエイト登録後に設置)]
※価格・仕様・販売状況は変更される可能性があります。購入時にはAmazonの商品ページおよびメーカー公式情報をご確認ください。
参考にした一次資料・研究
- dretec T-584 公式製品ページ:https://www.dretec.co.jp/stationary/timer/t-584
- Roediger HL, Karpicke JD. Test-enhanced learning: taking memory tests improves long-term retention. Psychological Science. 2006.
- Cepeda NJ, et al. Spacing effects in learning. Psychological Science. 2008.
- Ward AF, et al. Brain Drain: The Mere Presence of One’s Own Smartphone Reduces Available Cognitive Capacity. Journal of the Association for Consumer Research. 2017.
- Smits EJC, et al. Investigating the Effectiveness of Self-Regulated, Pomodoro, and Flowtime Break-Taking Techniques. 2025.

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