勉強に集中できないときの環境の作り方|医学生が続けている「雑音を減らす」工夫

※この記事にはAmazonアソシエイト等の広告リンクを含む予定です。商品についての感想は、筆者が実際に約1年間使用した経験に基づいています。

「勉強しよう」と机に向かったのに、周りの話し声や物音が気になって、気づけば内容が頭に入っていない。

僕もよくあります。

集中力というと「もっと頑張って集中する」「意志を強くする」と考えがちですが、僕はそれより先に、集中を邪魔するものを減らす方が大事だと思っています。

特に自習室やカフェ、大学の共有スペースでは、自分ではコントロールできない音がかなりあります。

この記事では、勉強中の雑音を減らすために僕がやっていることと、その中で約1年間使っている耳栓についてまとめます。

先に結論:集中力を上げる前に「邪魔を減らす」

集中できないとき、必ずしも自分の集中力そのものが低いとは限りません。

スマホ、机の散らかり、周囲の会話、生活音など、注意を奪うものが多ければ、それだけ勉強に戻る回数も増えます。

僕が意識しているのは、次の順番です。

  • 勉強する内容を1つに決める
  • スマホを視界から外す
  • 机の上を必要最低限にする
  • 周囲の音が気になるなら、音を少し減らす

ここで大事なのは、完全な無音を作ることではありません。

自分が勉強に戻りやすい環境を作ることが目的です。

周りの話し声は、無視しようとしても邪魔になることがある

「気にしなければいい」と思っても、人の話し声は意外と入り込んできます。

心理学では、無関係な話し声や変化する音が、目で見た情報の順序記憶などを乱す「irrelevant speech effect / irrelevant sound effect」が知られています。

つまり、聞くつもりがなくても、背景の音が記憶課題を邪魔することはあります。

ただし、これは「静かな場所なら必ず成績が上がる」という意味ではありません。

勉強内容や個人差もありますし、完全な静寂より少し環境音がある方が落ち着く人もいます。

僕の場合は、特に人の会話や細かい物音があると意識がそちらに向きやすいので、音をゼロにするのではなく「少し弱める」方向で調整しています。

僕が勉強前にやっている4つのこと

1. まず「今から何をやるか」を1つにする

机に座ってから教材を選ぶと、そこで迷います。

なので僕は、始める前に「この25分はこの範囲」「この問題集をここまで」のように、やることを絞るようにしています。

勉強開始後に選択肢を増やさない方が、途中で脱線しにくいです。

2. スマホはタイマー以外の役割を持たせない

スマホが視界にあると、通知が来ていなくても触るきっかけになります。

僕は勉強中の時間管理をスマホから切り離して、物理タイマーを使うことがあります。

時間を見るたびにスマホを開かなくて済むだけでも、脱線の入口を1つ減らせます。

3. 机の上を「今使うものだけ」にする

参考書、ノート、タブレット、充電器、飲み物など、必要そうなものを全部机に出すと安心しますが、僕は逆に散らかっていると気が散ります。

今の勉強で使うものだけ残して、それ以外は脇に置く方が集中しやすいです。

4. 周囲の音が気になるときだけ対策する

ここでようやく音対策です。

静かな自宅なら何もしません。

一方、自習室や外出先で人の声や周囲の音が気になるときは、耳栓を使うことがあります。

僕が使っているのはLoop Engage 2です。

僕が使っているLoop Engage 2は「完全遮音」ではない

ここは最初に誤解しない方がいいところです。

Loop Engage 2は、周囲の音をほぼ聞こえなくするタイプではありません。

メーカーも、会話を保ちながら背景音を低減する方向の商品として位置づけていて、仕様上は16dB(SNR)のフィルター式ノイズ低減です。

僕が約1年間使った感覚でも、環境音や人の声は普通に残ります。

それでも使っているのは、僕が求めているのが「無音」ではなく「気になる音を少し弱めること」だからです。

1年使って分かった良いところ

周囲との接点を残したまま使える

一番良かったのはこれです。

自習室や外出先で使っても、声は聞こえます。

完全に周囲から切り離されないので、日常生活の中でも使いやすいと感じています。

充電がいらない

ノイズキャンセリングイヤホンと違って、電源も充電も必要ありません。

ケースから出して耳につけるだけです。

勉強道具としては、この単純さはかなり楽です。

僕の場合は長時間でも気になりにくかった

僕は1〜2時間以上つけることもありますが、耳の痛み、蒸れ、強い違和感は特に感じていません。

もちろん耳の形やイヤーチップのサイズで変わるので、ここは個人差があります。

悪いところ:強い遮音を期待すると合わない

欠点もはっきりしています。

音は聞こえます。

「耳栓を付けたらほぼ無音になる」と期待して買うと、かなり違うと思います。

また、僕は装着直後に自分の声や周囲の音の聞こえ方が少し変に感じました。

慣れるまで少し時間が必要でした。

そのため、睡眠時や強い騒音対策など「とにかく遮音したい」用途なら、別タイプの耳栓を比較した方がいいと思います。

[写真③:耳栓単体・イヤーチップ]

耳栓を使うべき人、使わなくていい人

耳栓なしでも大丈夫な人音対策を試してもいい人
周囲の会話がほぼ気にならない話し声に意識を持っていかれやすい
自宅など静かな場所で勉強する自習室・カフェ・共有スペースを使う
環境音がある方が集中できる細かい物音で集中が切れやすい
完全な静寂は必要ない必要な音を残しつつ雑音だけ弱めたい

僕は右側のタイプでした。

ただし、強い遮音が必要ならLoop Engage 2ではなく、別のタイプを選んだ方がいいです。

最後に:集中できないときは「自分を責める」より環境を変える

勉強に集中できないと、「今日は集中力がない」と考えがちです。

でも実際には、スマホ、机上の物、周囲の会話など、集中を削る要素が複数重なっていることもあります。

僕は、まずやることを決めて、スマホを遠ざけて、机を整理して、それでも周囲の音が気になるときだけ耳栓を使います。

Loop Engage 2は、その最後の音対策として約1年間使っている道具です。

完全遮音ではありません。

だからこそ僕には使いやすかったですが、無音を求める人には向きません。

「周囲の音を全部消したい」のではなく、「気になる雑音だけ少し弱めたい」という人なら、候補の1つとして考えてもいいと思います。

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